「張り紙、ポスター、落書き禁止。」
公共の壁に落書きをしてはいけないことは、誰もがわかっている常識です。
しかしこの常識をくつがえし、私たちをあっといわせるような絵を書くアーティストがいます。
イギリスのロンドンで注目されているBanksy(バンクシー)です。
彼のことを紹介する前に、まず次の2枚の作品をみてください。
この絵から何を思い浮かべますか?
おそらく家政婦であろう女性がゴミを片付けるふりをして、壁の中に捨てている様子が浮かぶと思います。
では次にこれをみてください。
2人の男性が手にしたバナナを誰かに向けています。彼らが手にしていたのは、きっと銃でしょう。
銃を向けるのではなくバナナを持つだけで緊迫した状況でも、おもしろく愉快に思えます。
このように彼は、屋外の壁をキャンバスにして社会的風刺画をゲリラ的に描いているのです。
彼の名前はBanksy(バンクシー)。イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家です。
彼の作品は、社会風刺敵グラフィティアーティストであり、ストリートアートを中心に書いています。
メトロポリタン美術館や大英博物館に自分の作品を買ってに展示したりするなど一部からは『芸術テロリスト』と呼ばれています。
Banksyは自分の正体を明らかにはしません。なので彼の人物像は何も分かっていません。
彼の本名も顔も全くわかりません。
彼の作品はには兵隊や警察官がよく出てきます。彼の作品は反資本主義・反権力など政治色の強いものばかりです。
しかし、一見難しい内容でもストリートにコミカルに描かれた絵を見るとかっこよく、
私たちの関心をひくものばかりだということに気づくと思います。
また、彼は日本の原発問題に対してもアート作品を出しています。
『STOP GENPATSU』
まさに芸術テロリスト。彼の作品に私はもう虜です。
text by y.m
http://www.banksy.co.uk/
http://umashika-news.jp/archives/51860218.html
http://www.youtube.com/watch?v=ONMe0Z1QQWs&feature=player_embedded
http://matome.naver.jp/odai/2129721513982550701